DOPPELGANGERの202を買いました。
買った経緯とか
もとから、自転車欲しいなぁと思ってました。で、自転車って言っても色々あって、ロードバイクやらマウンテンバイクやら、クロスバイクやら、ミニベロやら、色いろあるんです。その中で、私はミニベロだけ、ちゃんと乗ったことが無かったんです。ミニベロって、輪行とか便利そうだし、どうせなら折りたためる奴が良いなぁとか思いました。置き場所も心配しなくていいし。
ミニベロな折りたたみ自転車と聞いて、最初に候補に思い浮かんだのは、DAHONとかtern、もしくはDAHON OEM。DAHONは折りたたみ自転車業界のパイオニアで、品質も間違いない。だけれどもそれなりの値段がする。ternは2年ほど前にDAHONの創業者の息子さんが独立して立ち上げたとかで、デザイン性重視の自転車を出しておられます。これは凄くカッコいい。だけどやはりそれなりに高い。そしてDAHONはDAHON OEMと言って、ブランドはDAHONじゃないんだけど、中身はDAHON、みたいな自転車を出しています。これは、そのへんのホームセンターに行けば売っていることもあるし、Amazonでも取り扱っていたりする。2chあたりではYAMAHONとか言われてたりもする。DAHON OEMってのは、ユーザが勝手に呼んでるだけで公式サイトなんかはないので、興味のある人は適当にググってください。
DAHON OEMは中身はDAHONだから品質的には問題無さそうだし、値段も結構手頃だったりするので、とりあえず最初はDAHON OEMを買ってみようかなって思ってたんです。これで良ければ、将来的にもっと良いモデルを買ってもいいかなとか考えつつ。ところが、そんな時に2万円切りで高品質の折りたたみ自転車 WACHSEN『Weiβ BA-101』抜群に気に入った!という記事を読みました。なるほど、そういえば私は折りたたみ自転車と聞くとDAHONのイメージしかなかったんだけど、別にそこまで強いこだわりがあるわけではないのです。というか、ここまで安くて評判が良いならちょっと試してみるのもいいのかなとか思い始めました。ということで、この記事で紹介されている自転車のどちらかを買ってみることに。
上記のブログ記事で触れられているのは、「ヴァクセンBA-101」と「DOPPELGANGER 202」です。パッと目につく違いとしては、BA-101の6段変速に対して、DOPPELGANGER 202が7段変速であることと。そしてどちらも20インチのタイヤなのですが、BA-101のタイヤは1.75インチなのに対して、DOPPELGANGER 202は1.5インチなこと。
変速の段数は、6段と7段で異なるけれども、スプロケットの歯数など、これ以上詳しい情報がわからない段階では、どちらがいいとも悪いとも言えない気がした。ただ、どうせなら7段のほうが良いかな、ぐらい。そしてタイヤに関しても、細い方が加速が楽だし、街乗り向きかなとか勝手に想像。
ということで、DOPPELGANGER 202を購入しました。
ロードバイクとの比較
せっかくなので、ロードバイクと比較してみます。ロードバイクはBRIDGESTONE ANCHORのRA3というやつ。購入当初はTiagraベースのコンポーネントだったのですが、乗ってるうちに色々パーツを交換しちゃったりして、コンポーネントは色々交換しちゃったリしています。
巡航可能速度が低い
実際に乗って気がつくことは、まず、当たり前なんだけど、巡航可能速度が全然違います。ロードバイクだと、25km/hでの巡航は結構余裕。30km/hでもそれなりって感じで、頑張れば40km/hぐらいならなんとかなりました。が、DOPPELGANGER 202の場合、20km/hでの巡航は結構余裕。30km/hで走り続けようと思ったら結構大変って感じです。
直進安定性が低い
また、これはタイヤの大きさ・太さが原因だと思うんだけど、直進安定性が恐ろしく低いです。普通の道路を走っていてもフレーム全体が凄く震えます。道路の凸凹をよく拾うって言えば良いんでしょうか。大丈夫だとは思いつつ、スピードを出すといつ道路に投げ出されたりしないか、ちょっと怖いです。ただ、これはもしかしたら乗車姿勢の違いによるものなのかもしれません。ロードバイクの場合は、自転車に体を預けた感じになるので、妙な安心感があるんですけど、ミニベロの場合は、本当に、自転車の上に、ただ乗っているという感じになります。だからなのか、いつふっとばされてもおかしくないんじゃないかという妙な気分になれます。こう考えると、自転車に大金突っ込む人の気持がわかりますよね。2万円の自転車よりは、20万円の自転車のほうが、なんとなく信頼出来る気がする。
ストップアンドゴーが楽
そしてストップアンドゴーが楽なので、町の中を走っていて楽しいです。ロードバイクって、そもそもストップアンドゴーには向いてない。長距離をいかに楽しく走るかっていう自転車なので、そもそも地面に足をつける事を想定してない気がします。ところがミニベロの場合は、タイヤが小ささとか、乗車姿勢によるものだと思うんだけど、走り出しが結構楽。ただし、止まる時に関しては、ミニベロのって言うよりはDOPPELGANGER 202のブレーキのせいなんだと思うんだけど、ロードバイクのブレーキ(105)と比較してちょっと怖い。これはそのうちパーツ交換とかしたいなぁって考えてます。
折りたたみ可能なので機動性が高い
折りたたむのが簡単なので、輪行が楽ちんです。例えば、行けるところまで行って、帰りはつかれたから電車で帰ろうか、ということもできます。ロードバイクでも輪行は出来るのですが、輪行バッグに突っ込むには前後のタイヤを外して、フレームをタイヤで挟んで縛り付けて、と結構大変です。文章に書くとこれだけのことなんですけど、面倒くさがりな私には、とても億劫に感じられてしまいます。
一方、DOPPELGANGER 202の場合レバーひとつでフレームを折りたたむことができます。で、そのまま輪行バッグに入れるだけ。時間にすれば約15秒かからないぐらい。これは非常に楽です。とりあえず輪行バッグに入れてもどこかの駅に行き、ふらふら走って楽しんだら帰ってくるという楽しみ方が簡単にできます。
参考までに、これが通常時。
そして折りたたみ時
袋に入れるとこんな感じになります。
この袋、輪行袋と言うのですが、Amazonで3000円以下で売ってます。渡しの場合、自転車とセットで購入しました。
どこか遠くに遊びに行く時は、この袋を携帯必須です。
まとめ
ロードバイクや、もっと価格帯の高いミニベロと比較すると、それなりに不満もあるんだろうなぁとは思うものの、このレベルの自転車が2万円で手に入った事を考えると満足度は非常に高いです。この自転車で色々なところに行ってみたい。あと、この自転車を持ってる人のブログなどを見てると、改造とかしてる人も結構居るみたいなので、そのうちチャレンジしてみたいなぁとか考えています。
ちなみに現段階では改造と言えるほどのものは何もしていなくて、スマートフォンホルダーと、サイクルコンピュータを装着したぐらい。サイクルコンピュータは以前から使用していたんだけど、スマートフォンホルダーって新しいなぁと思ったり。車を運転する時みたいに地図が出たりとか、いろんな情報が出てくるので便利です。道に迷いながら自転車をこぐのもそれはそれで楽しいけど、道がわかってる状態で自転車を漕ぐのに比べて、2倍ぐらい疲れる(当社比)んですよね。
個人的には可能であれば、優先度の高い順番に、ブレーキ、シフトレバー、リアスプロケットを交換したいです。できればあんまり暑くならないうちに。あ、そうそう、一緒にサイクリングとか付き合ってくれる人も地味に募集中です。