blog.kur.jp

バイオリンと山、自転車をこよなく愛するkurのチラシの裏。たまには技術的なことを書いたりするかも知れません。

The Space Hangoutに参加しました

image

The Space Hangoutにクルーとして参加しました。私の役目は、ISS(国際宇宙ステーション)にいらっしゃる「星出彰彦宇宙飛行士に質問をする」と言うところがメインで、基本的には野口宇宙飛行士、いとうせいこうさん、政井マヤさんが番組の進行を行ってくださいました。

個人的には宇宙そのものや、宇宙開発、そしてJAXAについて思うところを色々ぶちまけたかったのですが、まぁ、素人にトークさせたらどうなるかわかんないし、仕方ないのかなぁって感じもします。もし興味がある人は飲みの席とかで聞いてやってください(笑)

星出さんとのトークに関して、私は「宇宙人に出会ったときの対応ってあらかじめ考えてらっしゃるんですか?」と質問させていただきました。それに対する回答を要約すると「特に決まっていません。ISSは常に地球と繋がっているので何か困ったことがあれば地球と相談する」と言うことでした。

自宅とISS間で会話が出来るって言うのはすごい、と思う一方で、こんなに簡単に会話できちゃって良いんだろうかって言う気持ちも。でも、難しいことを簡単に出来るようにすることこそが、エンジニアの仕事ですもんね。こういったことが簡単に出来るようになったら、もっと先を見て技術開発に励んでいかないといけません。私も一人のエンジニアとして頑張らないと。

ちなみに、放送はこちらから見れるようです。

http://www.youtube.com/watch?v=36zs0w1fEZA

ところで、私の前に自己紹介した中学生の方が「職業は学生です」と仰った時にいとうせいこうさんが「そりゃそうだよな、ラーメン屋だったらびっくりするわ」みたいなことをおっしゃったので、私が自己紹介する際に「職業はラーメン屋です」と言ってみたところ、番組の最後までラーメンネタで引っ張られてしまいました。これはそのうちマジでラーメン屋開業しないといけないかも知れません。

自宅と国際宇宙ステーションをつなぐTHE SPACE HANGOUTに参加します

THE SPACE HANGOUTに参加することになりました。これは、ISS(国際宇宙ステーション)に滞在している星出彰彦宇宙飛行士と、リアルタイムに自宅から会話する試みです。

http://www.youtube.com/watch?v=xKvjwVTtyEg

会話するといっても、野口聡一宇宙飛行士が、我々一般参加者を引き連れてISSと通信を行うと言うミッションを行うという形式の番組の中で、20分ほどISSと会話を行う時間があるとのこと。番組は10月18日の20時頃からYoutubeのJAXA Channelにて御覧頂くことが出来るそうです。

一般からの参加者は私のほかに4名ほど、いらっしゃいますので、私が実際にISSと会話が出来るのは3分ぐらいでしょうか?それでも、自宅とISS間でリアルタイムの会話を行う試みは、おそらく世界初とのことで、とても楽しみにしています。

ちなみに先日は、JAXAの方が私の家にいらっしゃってインターネット接続速度の測定や、進行の確認など、打ち合わせを行っていました。その際に、いくつか注意事の確認がありました。例えば、地球とISSの間では7秒ほどのタイムラグがあるそうです。ジョンソン宇宙センターなどを経由して通信を行うので、ある程度仕方ないそうです。

7秒のラグがあるということは、リアルタイムな会話は難しい。例えば、私がISSに対して「おはようございます」と挨拶しても、ISSに届くのはその7秒後、ISS側でそれに対して挨拶を返してくれたとしてもやはり7秒かかるので、私としては「おはようございます」と声を掛けて15秒後に「おはようございます」と返ってくるということに。これではリアルタイムなインタラクションは難しいですよね。

いずれにせよ、大変楽しみなイベントです。宇宙に興味のある方は是非チェックしてみてください。

ところで、Google+のほうに、参加者として私が紹介されてるんですが、私、こんなに目が細かったっけ・・・。

ガーデンオーケストラ初回練習を終えて

ガーデンオーケストラ(通称:庭オケ)の初回練習を無事に終えました。集まってくださったのは約60人。用意した譜面を全て合奏することは出来なかったのですが、タクトダウンと同時にFINAL FANTASY VIIIの音楽が部屋の中に溢れ、非常に楽しい時間を過ごすことが出来ました。とはいえ、演奏会を行うにはまだまだ練習が必要なレベル。来年5月18日の演奏会に向けて今後練習を行い、来ていただくお客様に楽しんでいただける演奏会にします。

255429_300307573409617_2102407113_n

続きを読む

ガーデンオーケストラのチラシを作りました

慣れないPhotoshopを使ってガーデンオーケストラのチラシを作りました。プリントパックという会社に発注して待つこと一週間。私の手元にチラシが届きました。

このチラシは、2012年8月12日に行われるリトルジャックオーケストラさんの演奏会、2012年8月14日に行われるSpiel Musik Orchesterさんの演奏会で配布予定です。これらの演奏会に行かれる方がおりましたら、是非ご覧になってください。なお、俺が個人的に配布してやるよ!っていう方は声をかけて頂ければ送付させていただきますので連絡ください。ちなみに、ガーデンオーケストラのチラシはこちらからダウンロードしていただくこともできます

2012-08-09 17.50.42

続きを読む

富士山登ってきた&来年の再挑戦に向けて

大学院の同期5名で、金曜日から一泊二日、会社を休んで富士山に登ってきました。が、結論から言うと、山頂まで到達することが出来ませんでした。

当初は、1日目の午前中に富士スバルライン五合目を出発し17時頃に八合目の山小屋に到着、休憩、日付が変わることに出発しご来光を見る、と言うプランだったのですが、高山病にかかってしまい八合目で断念、安全のため下山するという選択を取りました。

来年、再挑戦しようと思うのですが、自分達に向けて役立ちそうなことを書いておきます。

続きを読む

演奏会への来場者を増やす2つの方法

どうやったら演奏会に多くのお客様が来て頂けるかを考えてみると、大きく分けて次の2つの方法があるんじゃないかと思った。

  • 演奏会の露出を増やす
  • 演奏会来場プロセスにおける各ステップを改善する

前者は当たり前すぎる話なので、このエントリでは主に後者について書こうと思う。

マーケティングだとか、ユーザエクスペリエンスの話をするときに、ユーザにとっての商品との関わり方のライフサイクルみたいな話をすることがある。どういうことかって言うと、お客様に商品を購入していただくまでには、様々なステップがあって各ステップにおいて多くの機会を損失している可能性がある。だから各ステップを改善することによって、最終的なゴールであるところの商品購入率を増やすことが出来ますよねー、みたいな話。

オーケストラの演奏会にお客さんが来るまでに、どういうプロセスがあるかを考えてみたところ、大きく分けて「認知」「興味」「決心」「来場」あたりだと思った。「認知」とはインターネットやチラシ、その他各種媒体を見て、演奏会の存在を知ること。「興味」とは、演奏会の存在を知った人が「この演奏会、面白そうだな」と思うこと。「決心」とは「この演奏会に行こう」と思うこと。そして最後に「来場」が演奏会に実際に来てくださる人のこと。ちなみに、この各ステップの名前は私が勝手に考えたので、もしかしたらもっと良い名前があるかも知れない。

一般的に「興味」を持ってくださる人の数は「認知」してくださる人の数よりも少ないし、「決心」してくださる人の数は「興味」を抱いてくださる人の数よりも少なく、「来場」してくださる人の数は「決心」してくださる人の数よりも少ない。何故なら演奏会のことを知ったからと言って演奏会に興味を持つかは別問題だし、演奏会に興味を持ったからと言って実際に行こうと思うかは別問題だし、演奏会に行くことを決心したからと言って当日演奏会会場まで足を運んでくださるまだには様々なハードルがあるのが普通だと思う。

このことをグラフにしたら下記のようになる。

image

数字は適当だけど例えば、チラシによって演奏会のことを知った100人のうち80人が演奏会に興味を持ったとする。演奏会に興味を持ったものの、その日に他の予定があったり、演奏会場が遠かったりなどの理由で、実際に演奏会に行こうと決心するのは80人中60人だとする。ところが、一度は演奏会に行こうと決心したものの、演奏会の存在を忘れていたり、他のもっと面白そうな予定が出来たり、家を出たは良いものの道に迷って会場まで辿り着けなかったりして、実際に来場してくださった人は60人中40人だとする。

だからなんだ、と思うかも知れないが、これは「どうすれば多くのお客さんに来てもらえるか?」を考える大きな材料になる。例えば今の倍、つまり80人のお客さんを呼ぶにはどうすればよいか?前提として、演奏会の内容やチラシの内容が同じであれば、各プロセスにおける人数の減り方も大体同じだと考えるならば、80人のお客さんに来場してもらうためには、120人に決心していただく必要があり、そのためには160人に興味を持っていただく必要がある。そしてそのためには200人に演奏会のことを知ってもらえればよいことになる。

来場してくださる方を増やすためには他の方法もある。例えば、各ステップで減る人の数を少なくできないか?を考えることである。もっと多くの割合の人に興味を持ってもらうことは出来ないか?もっと多くの割合の人に決心してもらえないか?もっと多くの割合の人に来場してもらえないか?と考えることが出来る。この場合、それぞれのステップで人が減ってしまう原因を予想して、手を打つ必要がある。本来ならきちんとデータを取ってしっかり分析するべきなんだけど、1回限りの演奏会でそこまで厳密に分析するのは現実的では内容に思う。

つまり、演奏会に来て下さるお客さんを増やすためには演奏会の露出を増やす方法と、演奏会来場プロセスにおける各ステップを改善する方法がある。一般に、露出を増やすには多くのコストが掛かるが、各ステップの改善にはあまりコストが掛からない場合が多いが、それでもそもそもの露出がある程度ない状態では改善したところで限界があるので、露出を増やしながら各ステップの改善を行う必要があると思う。あと、この記事ではちょっと乱暴にお客さん候補を1つのクラスタで考えてしまったけど、実際には様々な属性を持つ人が居る。例えば演奏者の知り合いと、そうでない場合では、各ステップでの人数の減り方が異なってくると思う。