同じくXperiaのAcro HD SO-03Dからの乗り換えです。Acro HDの発売が2012年3月、Z1 fの発売が2013年12月なので、前回機種変更してから約2年経っている事になります。ちなみにAcro HDを買った時にはXperia AcroHDを一ヶ月ぐらい使ってみて思ったことというエントリを書きました。
前回同様、しばらく使ってみたので感想を書いてみます。もっとも前回のように発売直後に購入した場合とは異なり発売から半年程度経ってからの購入なので、インターネット上にレビュー記事は腐るほどあるのですが。
さくさく
触っていてまず思うことはさくさく！ってこと。Acro HDの場合、CPUやメモリの性能によって、何かの処理をするときに待たされたりってことがほとんど無い。通信回線がFOMAからXiに変わったという事も影響しているのかもしれませんが。とにかく、操作するたびに待たされるという事が殆どなくなった。非常に快適である。私はこのことに非常に感動しているのであるが、この感動をそのまま伝えるためには私の文章力が足らないほどであり、非常に悔やまれる。だからせめて、具体的な例を挙げて説明する。
Andoidのアプリって、現在フォラグラウンドにあるアプリが動作するうえでメモリが足らなくなると他のアプリを終了させる仕組みがあります。このため例えばアプリAを使用中に、アプリBを起動して作業を行う、その後アプリBを使用後にアプリAに戻って作業の再開をする」というようなユースケースでアプリBがメモリの都合上アプリAでを終了させてしまう場合があります。そうするとアプリAに戻って作業を再開しようと思っても、アプリAは一旦終了して再度起動した形になっているのでさっきの作業中の画面が出てこない。入力していたデータが消えた！みたいなことがありえます。実際、Acro HDを使っていた時は、何度もあり、何度も泣かされました。しかしZ1 fの場合はメモリが2GBと潤沢にあるため、こういったケースにいまだに遭遇出来ていません。メモリがあるって素晴らしい。
また、バックグラウンドでアプリが動いているせいで、フォラグラウンドのアプリがかくかくするという現象もなくなりました。これもおそらくCPUパワーがあがったことと、デュアルコアからクアッドコアになった影響かなぁと考えています。
クレードルが使いにくい
端末の側面に充電用の端子が出ていて、クレードルにセットすることでmicroUSB端子のカバーを開けなくても充電出来る用になっている。こんな感じで。
ただし、Acro HDの場合はクレードルの端末セット部が長方形だったのでクレードルに立てるだけで確実に充電が開始されていたのだけれども、Z1 fの場合は溝のようなところに端末を立てるようになっているため、クレードルと端末側の端子が接触し充電出来ているか確認する必要がある。ここだけ少し不便。もっとも、マグネットが付いているので、端末を左右にスライドさせつつ位置を探りながら合わせる事は出来る。少し慣れが必要かも知れませんが。
参考までに、Acro HDのクレードルはこんな感じだった。さすだけで確実に位置があう。もちろん、奥まで刺さってなくて充電されてなかったという事は何度かあるので、この形も完璧では無いのだけど。
マグネット充電端子便利
クレードルが無いところで充電するときに、microUSB端子のカバーを開けるのは面倒である、また、Acro HDの場合はふたの開け閉めを何度と無く繰り返したせいか、ふたが取れてしまった。同じことを防ぐためにもなるべくカバーを開けずに使いたい。そこで、下記のようなmicroUSBに接続するマグネット端子を購入して使っている。
マグネットが付いているとはいえ弱い力で取れてしまうでカバンの中で使うのには向かないが、それ以外のシーンでは十分過ぎるほど便利です。
Google Now面白い。
端末と言うかAndroidの機能なのだけど、いろいろな情報が出てきて面白い。とりあえずホーム画面にウィジェットとして置いている。必要ない情報ももちろん出てくるのだが、そういう時は見なければ良いだけの話であり、わりと便利だな、と思う事が多い。これまで製品やサービスを考えるときに、不要な情報を出すのはユーザに迷惑だから精度を上げないといけない！って考えてしまっていたんだけど、実際に使ってみると、約に立たない情報があっても（むしろ半分ぐらいそんなのでも）いいなと思えてしまった。これはもちろん、私だけかも知れないのですが。
おわりに
ということで、現段階ではかなり満足度が高いです。今後もしかしたら使ってるうちにあらたな不満が出てくる可能性はあるけれども、スマホを現在の用途で使う限りは4年ぐらい使えるんじゃないかなぁと予想しています。ほんと買ってよかった。
