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バイオリンと山、自転車をこよなく愛するkurのチラシの裏。たまには技術的なことを書いたりするかも知れません。

海外のアマオケ演奏会宣伝事情

ちょっと気になったので、海外のアマチュアオーケストラが、どんな風にして演奏会を宣伝をしてるのか調べてみた。結論から言うと、日本とあんまり変わらないなーって思った。海外だからって、別に何か超絶効果のある宣伝方法が一般的になってるとか、そういうことは無さそう。参考までに、宣伝方法を大きくわけると、以下の通り。

  • 口コミ(友人・知人、家族など)
  • インターネット(Webサイト、Facebook、Youtube、ブログ)の活用
  • チラシの活用
  • マスメディアの活用

口コミの活用

当たり前かも知れないけど、口コミの効果が絶大なのは、日本でも海外でも変わらないようです。例えばオーケストラの場合、ステージ上には50人を超える演奏者が居るわけですから、演奏者1人当たり10人の友人を誘えば、それだけで500人のお客さんが演奏会に来て下さることになります。

インターネット(Webサイト、Facebook、Youtube、ブログ)の活用

Webサイトやブログを作成して情報を発信したり、Facebook、MySpace、twitter等の用いて演奏会の宣伝をすることは万国共通になって居るようだった。ただ、海外の方が、Facebook等のソーシャルネットワーキングサービスを利用の積極的であるように思える。

チラシの活用

チラシを使って演奏会の宣伝をするのも、日本でも海外でも同じようです。

地元の企業、商店街、楽器屋等にチラシを掲示してもらうように頼む。また演奏会会場もチラシを掲示するスペースを用意している場合があるので聞いてみると良いとのことであった。演奏者を集めるためであれば、音楽の学校等、適当なプレーヤーが居るかも知れないと思う学校にチラシを配布することも効果があるとのこと。日本だと音大とか音楽の専門学校とかだろうか?

街中で自分たちの演奏会のチラシに目をとめている人を見かけたら、積極に話しかけて演奏会に誘ってみるとよいという記述もあった。ただ、日本人はシャイな人が多いイメージがあるので、実際には難しいかも知れない。

マスメディアの活用

視聴者参加型のラジオにメッセージを送ることも有効な方法だそうだ。運がよければラジオであなたの演奏会情報を多くの人に知らせることが出来るかも知れません。これは思いつかなかった。

演奏会の4~6週間前に地元の新聞、雑誌、ラジオ局、テレビ局などに情報を送ると、掲載される場合があるとのこと。多くの媒体は、町の周りで起こっているイベントのために無料の広告セクションを持っているとのことだったが、おそらくこれは日本でも同様だと思う。音楽の友とか、そういう情報にページを割いてたりしますしね。新聞やらテレビ局に関してはちょっとわからないけど。

また、地域で起こっているイベントを扱うことを専門とするウェブサイトがあるかどうかを調べてください。これらにプレスリリースを送ることは簡単でそれなりの効果が期待できるとのこと。なるほど、確かに東京ならこういうWebサイトはたくさんありそうだ。取り上げてくれるかはわかんないけど。

まとめ

日本でも海外でも、どうやったら演奏会に多くのお客さんが来て下さるかは大きな悩みのタネらしい。

ガーデンオーケストラの場合、演奏会の宣伝ももちろん考えなきゃいけないんだけど、演奏者募集のための広報もしなくてはならない。管楽器については比較的集まりつつあるのだけれど、弦楽器にはまだ余裕がある状態です。9月9日に初見合奏を行う予定ではあるんだけど、理想を言えばそれまでに全奏者を確定させたいなーと思っている。

というわけで、知り合いにFinal Fantasy VIIIに興味をお持ちの弦楽器奏者がいらっしゃいましたら是非とも「ガーデンオーケストラってのがあるよ」って一声掛けていただきたく。