WiiリモコンにはBluetoothが内蔵されているため,PCとコネクションを張ることで,PC用インタフェースとして使うことが出来ます.
でも,emaさんみたいにドライバをフルスクラッチで書く元気は無いので,既存のソフトを使うことに.
使ったソフトはWiinRemoteとGlovePIEです.
単純にWiiをリモコンとして使うだけであれば,WiiRemoteの方が簡単です.キーコンフィグも出来るし. 若干,手間がかかる(後述)けど,GlovePIEを使うと,「このボタンを押したあとで,このボタンを押したらこういう動きをする」とか,「このボタンを押しながらリモコンを振るとこうなる」とか,「こっち方向にどれだけ動かすと,カーソルをどっちにどれだけ動かす」とか,色々と面白いことが出来ます.
で,若干手間がかかるという点について.
GlovePIEを使うためには,GlovePIEを起動して,どういうときにどういう動作をするということが記述されているスクリプトファイルを読み込む必要があります.このおかげで,かなり自由度が高いといえば高いのですが,ここで少し手間取りました.
まず,最初から入ってるサンプルのスクリプトの動作がおかしい. リモコンを上に移動させると,マウスカーソルも上に移動します.そして,下に移動させるとカーソルも下に移動します. ところが,リモコンを右に動かすと,カーソルは左に,リモコンを左に動かすと カーソルは右に動くのです.つまり,リモコンの方向と左右逆に動きます.
なんでやねん. 結局,
mouse.cursorposx = 1023 - Wiimote.dot1x mouse.cursorposy = Wiimote.dot1y
と書いて解決したんですが,サンプルスクリプトがちゃんと動作しないってのは,どうだかなぁと思ったり.