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バイオリンと山、自転車をこよなく愛するkurのチラシの裏。たまには技術的なことを書いたりするかも知れません。

usability

各国の券売機事情

「これが当たり前」だと思ってしまって気がつかないことって,結構多いと思う. たとえば電車に乗るときの切符を買うための自動券売機.日本の券売機が普通だと思っていたんだけど,実際には国によって(事業者によって?)全然違うわけで. せっかくなので…

インタラクション2008

インタラクション2008@東京に行ってきた. インタラクションって言うのは,その名前のとおり相互作用に関する議論を行う場所です. 相互作用って言っても色々あるんだけれども,主に扱われているのは人とコンピュータ等の間の相互作用だったり,コンピュータ…

デザイニング・インターフェース ―パターンによる実践的インタラクションデザイン

使いやすいデザイン,かっこいいデザインを1から作り出すのって難しい.もちろん,そんな人も世の中にはいっぱい居るんだろうけど,私には無理. でも,既にあるデザインを真似する,つまり本歌取りすることならそんなに難しくはないと思う.たぶんだけど. …

新ウェブ・ユーザビリティ

Webユーザビリティといえば,ニールセン先生. どうやら,ユーザビリティの世界で働く人にとっては,ニールセン先生とノーマン先生は偉大な2人ということらしい.この本は,そんなニールセン先生のウェブユーザビリティに関する本. 内容はといえば,ユーザ…

ヤコブ・ニールセンのAlertbox -そのデザイン、間違ってます

ヤコブ・ニールセンによるコラムを本として出版したものらしい. だから,ネット上で読めるといえば読めるのだが,個人的には文章を読むときに紙に勝る媒体はないと考えているので,つい買ってしまった.後悔はしていない. こんな言葉が,本の帯に書いてあ…

こんなデザインが使いやすさを生む―商品開発のためのユーザビリティ評価

例の,ノーマン先生の「誰のためのデザイン?」の実践とも言える本.事実,この本の中でも何回か「誰のためのデザイン?」に触れている. この本では,ユーザビリティ評価やユニバーサルデザインについて三菱電機の製品開発での実例を挙げて説明を行い,実験や…

エモーショナル・デザイン―微笑を誘うモノたちのために

またもや,ノーマン先生本. 前作である,誰のためのデザイン?では徹底的にユーザビリティについて論じていたのだが,デザインを考えるときに使い勝手も大事であるが,楽しさという要素も必要である.と,説いた本. デザインを論理的に考えて,使い勝手,機…

誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論

インターフェースの世界には,有名な人が何人かいるんだけど,この本の著者はDon Normanと言う人.正直,ユーザビリティの勉強をする前には,聞いたこともなかったんですが,なんでも,某原子力発電所事故の原因をヒューマンエラーであるが,原発の制御室に…

使いやすさのためのデザイン ユーザーセンタード・デザイン

これは,ユーザビリティ分野の本. 三波春夫の「お客様は神様です」という言葉が示すとおり,ユーザ,つまり消費者がいなかったら物は売れな い.にもかかわらず,製品開発をする人の多くは,「こういうのがあったら便利だよね!」「こんなのカッコイイよね…