ブカログと言うソフトをリリースしました。
ブカログはパソコン上でのアプリケーションの仕様履歴を全自動で記録するソフトウェアです。こう書くとスパイウェアっぽいですが、実際中身は似たようなものだと思います。また、業務監視ソフトの類でも、こういうソフトは多く見かける気がします。
スパイウェアとコンセプトが違うのは当然として、従来の業務監視ソフトの違いとしては、使用者自身が自分の意思で使うことを前提にしているので、自分の操作ログを自分自身の作業効率改善のためにどうやってフィードバックするか？を考えている所だと思います。（じゃぁ、ブカログなんて名前にすんなよって言われそうですけど。）
中の仕組みとしては、Windows操作時にアクティブとなっているウィンドウのプロセス名を一定時間ごとに取得して記録しています。プロセス名って言うのは、Windowsでタスクマネージャのプロセスタブを開いた時に表示されるskypeとかeclipseとかchromeとかそういう奴です。例えば、ある日の私のPCのログを収集して、どんなアプリケーションを使っていたかを調べるとこのようになっていました。約半分の時間はEclipseで開発を行って、40%の時間でWebブラウザ（Google Chrome）を利用しています。
昨今、Webブラウザで出来ることってとても多くなっています。調べ物もできるし、Twitterもできるし、mixiやfacebookもできます。なので、Webブラウザで何をしているかを知るためにプロセス名と同時にアクティブになっているウィンドウのタイトルを取得しています。ウィンドウのタイトルに含まれる文字列から、mixiを利用しているのか、facebookを利用しているのか、Googleで調べ物をしているのかGMailでメールを読んでいる/書いているのかを判断して記録します。
自分で使いたいと思って作ったソフトなので、今後も自分で使いながら改善していけたら良いなと思っています。というか基本的に自分で使いたいソフトしか作ってないんですけど。
