kur.jp

バイオリンと自転車をこよなく愛するkurのチラシの裏。たまには技術的なことを書いたりするかも知れません。

vimでLaTeX

今まで,普段の開発にはEclipseを使っていたのだけど,周りの人がvimを楽しそうに使っているのを見てると,ちょっとvimを使いたくなってきた.

恥ずかしながら今までviを使う機会って,サーバにsshでログインして.confをいじるときだとかぐらいしかなくて,「viでプログラミング」って言うのは未知の領域でした.だから,コマンドに関しても「i」で挿入,「x」で1文字削除,「dd」で1行削除,「r」で置換,「o」もしくは「O」で行挿入といった最低限のものしか把握してないし,モードに関しても「コマンドモード」と「挿入モード」があることぐらいしか知らない.そんな私なのだが,せっかくの機会なので,vimを使いこなせるようになってみようかなぁとか思ってみたりしたわけです.なんか,見た目がかっこいいし.

そんなわけでとりあえず,直近の目標として「vimで論文を書く」っていうのを設定してみる.以下,とりあえずのvim&LaTeX環境導入手順などの覚書.

vimのインストール

まず,vimのインストール.これが無くちゃ始まらないんだけど,調べてみるとvimの本家サイトのほかに,KaoriYa.netでもvimのパッケージが配布されているらしい.違いは何かって言うと,KaoriYa.netのサイトによると

vim.org等で配布されるオリジナルに、日本語を扱う上で便利な設定やスクリプトが追加されています。

とのこと.ならば,これを使わない理由も無いので,ダウンロードしてインストール.

で,いろいろなサイトを見て回っていると,vimのメリットは,ユーザごとにカスタマイズが出来ることらしいことがわかってきた.せっかくなので,見た目をカスタマイズしてみる.うん,見た目は大事です.

カスタマイズの手順は簡単で,

  1. vimのフォルダに「_gvimrc」と言う名前のファイルを作成する.

で,設定したい内容を,ガシガシ書いていくだけ.簡単.

さっそく,やっぱりWindowは半透明のほうがカッコいいよねっていうことで,半透明のPuTTyとGvim | バシャログ。を参考に半透明にしてみた.

gui
set transparency=220

次に,デフォルトの文字の色が気に食わなかったので,次のように書いて,文字の色を変更してみた.

colorscheme evening

その結果,こんな感じになりました.

LaTeX環境の構築

で,今回の目的は論文を書くことなのでLaTeXが無くちゃ始まらない.

LaTeXのパッケージ自体のインストールは,阿部 紀行さんが公開しているTeXインストーラ3を利用することに.これは,GUIでTeXのインストールが簡単に出来てしまうと言う非常に便利なツールです.

で,このインストーラを使って,TeXのコンパイル及び閲覧環境を構築したあとはホワット・ア・ワンダフル・ワールド VIM-LaTeX 良いかもを参考にさせてもらって,Vim-LaTeX のインストールを.

ただ,このサイトで紹介されている手順はLinux用っぽいので,Windowsにインストールするときの手順としては,

  1. vimのディレクトリにvimfilesと言うディレクトリを作る.
  2. ダウンロードしてきたlatexSuiteの中身を全部突っ込む.
  3. _gvimrcの中に以下のものを追記する.
  4. filetype plugin on
    set shellslash
    set grepprg=grep\ -nH\ $*
    filetype indent on
    let g:Tex_CompileRule_dvi = 'platex --interaction=nonstopmode $*'
    let g:Tex_ViewRule_dvi = 'c:/TeX/dviout/dviout.exe'

これらの設定が完了した後,vimでTeXファイルを開いて,「\ll」でTeXのコンパイルが出来るし「\lv」でdvioutでコンパイルしたdviファイルが見れることを確認.

あとは論文を書くだけなのですが,実はこれが一番大変な作業かもしれません.

追記

showkeys.styの導入

TeXってのはすごく便利で,参考文献だとか,数式だとかにlabelをつけて管理することが出来るようになっている.でも,数式だとかが増えてくると,どれがどのラベルだったか,私の少ない脳みそでは覚えきれなくなるのが悩みの種なのです.

で,何か良い方法が無いかと探していると,shokeys.styって言うのを発見.具体的に,どんな感じになるかってのは,showkeys.sty: TeXパッケージの画像を見てもらえるとわかりやすいんだけど,TeXファイルをコンパイルしてdviで表示したときに,参考文献だとか,数式がラベル名と一緒に表示される.これがあると,文章作成がだいぶ良い感じになります.

使い方はTeXファイルの最初のほうで,

\usepackage{showkeys}

するだけなので,カメラレディ原稿を出力したくなったら

%\usepackage{showkeys}

とでもしてコメントにすれば良い.これで,ラベル名をいちいち覚える必要がなくなりました.らくちんらくちん.

jBibTeXの使用

TeXを使うとき,参考文献の管理は普段は何も考えずに,jbibtexを使っていたんだけど,vim-latexを利用するときは,デフォルトではbibtexを使う設定になっているので,jbibtexを使うように設定しないと日本語が通らない.まぁ,当然なんですが.

設定方法は,_vimrcに

let g:Tex_BibtexFlavor = 'jbibtex'

と書くだけ.簡単.これで.日本語文献が利用できるように.