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バイオリンと自転車をこよなく愛するkurのチラシの裏。たまには技術的なことを書いたりするかも知れません。

実践ユーザビリティテスティング 「利用品質」を忘れていませんか

久しぶりに書籍のレビューとか書いてみる.このところ本を読んで無いわけじゃないんだけど,どうも読むほうが楽しくて,書くのを忘れちゃいます.いかんいかん.

さて,この本の構成は下記のようになってる.

第1章 ユーザビリティとは何で、ユーザビリティテスティングとは何か? 第2章 製品のユーザビリティに関するフィードバックを得るその他の方法 第3章 ユーザ分析とタスク分析 第4章 ユーザ中心設計のための反復的テスト 第5章 ユーザビリティテスティングの計画 第6章 ユーザビリティテスティングの準備 第7章 ユーザビリティテストの実行 第8章 結果の分析と報告 第9章 ウェブユーザビリティ 付録 チームとして成功するには

説明を読むと

製品の利用品質を高める(総合的な品質を高める)使い手側の指向を中心にした、実践的アプローチ。Webサイトから組込みまで広範囲にわたって必要なテスト。本書は、かつて無かったユーザビリティテストの計画・準備から実施、結果のまとめ方、さらにチームとして成功させるまでを懇切丁寧に記述。巻末に演習問題の模範解答と指導要領があり学習に最適。

だそうです.学習に最適なのかどうかはわからないのだが,実際にユーザビリティテストを行うときに,手元に置いておくと,必ず役に立つ本だと思う.

他のユーザビリティに書いて書かれた本を読めば,どんな風にユーザビリティのテストを行えば良いのかとか,何に気をつけてテストを行えば良いのかとかを知る事はできるんだけど,具体的に「どうやってユーザビリティテストを進めれば良いのか?」ってのはなかなか分からないものだと思う.

ユーザビリティテストってのは,ただやれば良いってもんではなくて,しっかりと計画を立てて実行してその結果を分析しなけりゃ意味が無い.言い換えれば,いかにしてPDCAサイクルをまわすか?って事が大事.この本を読む事で,そのまわし方も含めて理解することが出来るため,「製品を作ったけど,どうやって評価すれば良いか分からない」「ユーザビリティテストをしたいけど,どうすれば良いかわからない」などと言う人には,是非読んでもらいたいと思う.この本の中には,ユーザに対する接し方とか,ユーザに対する指示書のサンプルとか,アンケートのサンプルとかも収録されています.

もちろん,実行するテスト対象によって,多少はカスタマイズする必要がありますが,とても参考になります.