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バイオリンと山、自転車をこよなく愛するkurのチラシの裏。たまには技術的なことを書いたりするかも知れません。

Port80を使っていたのは?

Strutsを動かすために,ローカルに環境を構築してみようと思い立ちました.

で,Apacheのインストールをしていたわけなんですが,インストール終了後にサーバをStartさせようとすると,以下のようなエラーが出ます.

(OS 10048)通常、各ソケット アドレスに対してプロトコル、ネットワーク アドレス、ま たはポートのどれか 1 つのみを使用できます。 : make_sock: could not bind to addr ess 0.0.0.0:80 no listening sockets available, shutting down Unable to open logs Note the errors or messages above, and press the <ESC> key to exit.

要するに,80番ポートは既に使われてますよー,ってことなんだけど,80番ポートを使うアプリを動かしてる記憶がありません.IISとかインストールした記憶もないし,Googleデスクトップを疑ってみたけど,Googleデスクトップはポート番号4664を使っているみたいなので,いまいち関係なさそうです.

で,netstat使って調べてみました.

確かに,80番で通信が行われていました.このアプリはなんだろう?え,Skype.exe?

と,言うわけで,犯人はSkypeさんでした.

なんでSkypeが80番を使っていたのか,ちょっと調べてみました. Skypeはファイアウォールをどのように通過しているのか?

Skypeはあきらめません。
  1. はじめに、多くのファイアウォールが開けている宛先ポート番号を指定してスーパーノード経由の通話を試みます。具体的には、80番(HTTP)や443番(SSL)を使います。
  2. 80番(HTTP)や443番(SSL)を使った通話に失敗すると、Skypeは最後の手段として、Webアクセス用のプロキシー・サーバ経由でスーパーノード経由の通話を試みます。
Skypeは、あらゆる環境でも通信が可能になる最善の努力をします。

だそうです.Skypeってすごいですね.まぁ,普通の人はApacheとか使わないですよね.